三角蒸しぱん<黒> ヤマザキ

蒸しパン・・・平和の象徴、多様性と優しさのカタマリ。それは手のひらの幸福。

ヤマザキ「三角蒸しぱん<黒>」のファイリングです。

 

 

肌理 粗い: 2 3 4 5:細かい
重量 軽い: 2 3 4 5:重い
食感 軽い:1  3 4 5:重い
味 あっさり:1  3 4 5:しっかり
個人の好み 嫌い:1 2 3 4 :好き

 

原材料:小麦粉、赤糖(粗糖、糖蜜)、レーズン、グラニュー糖、黒糖、加工黒糖、発酵風味料、でん粉、白こしあん、水あめ、みじん粉、食塩、脱脂粉乳、膨張剤、酒精、グリシン、ソルビット、酢酸Na、カラメル色素、糊料(増粘多糖類)、香料、乳化剤、グリセリンエステル、酵素、(原材料の一部に乳成分、卵、小麦、大豆を含む)

栄養成分表示(1包装当り):熱量357kcal、たんぱく質5.8g、脂質1.4g、炭水化物80.2g、ナトリウム676mg

 

 

さて、私はここで、ある一つの事実を証明しなければならない

それは、

 

 

三角の食べ物ならば、全て美味い

 

ということである

 

おにぎりは、三角である
コンビニのサンドウィッチは、三角である
おでんのこんにゃくは、三角である
ネズミが食う穴あきチーズは、三角である
三角チョコパイは、三角である
はんぺんフライは、三角である
とんがりコーンは、三角である

 

これらは全て、美味い

 

はんぺんフライは元々四角いが、半分にサクッと切って中のチーズがとろける様は、美味さしかない。とんがりコーンも円錐だが、立面図は三角である。ほら美味い

このように、三角で美味いものは、枚挙に暇がないのだ

 

・・・さて

 

ここまで読んだ方は、当然に感じることがあると思う
この証明は正しいのか

 

おでんのこんにゃくはまだしも、おにぎりやサンドウィッチは全て三角なのか。ネズミってなんだよ。ただのはんぺんでもいいじゃないか。潰れているとんがりコーンも存在する。三角チョコパイは乱暴ではないか・・・

 

証明をする際、基礎となる言葉を定義せねばならず、その定義の中に含まれる言葉もまた、定義されねばならない。すると、何処までも遡って、出てくる言葉という言葉全てを定義しなければならなくなる

すると、どこかで、「この言葉は定義しないで使うことにしよう」という言葉が必要になる

しかし、その「定義せずに使う言葉」が互いに矛盾していては困る。何処までを「定義せずに使う言葉」とすべきなのか?

 

この問題は、1931年、クルト・ゲーデルが一蹴した

第1不完全性定理
論理で記述された数学は完全でしかも無矛盾ということはない
第2不完全性定理
論理で記述された数学が無矛盾であることを論理で説明することは出来ない

・・・つまり
解けるかどうかは別にして、数学って全てに解があるわけじゃないし、そもそも数学って完全無欠じゃないよってことである

完璧だと思われていた、もしくはそんな印象を持ちがちな数学の証明でさえ、完全無欠ではないのだ

 

むしぱんのむしが挑んだ「三角は美味い」などという証明が、完全無欠なわけがないのである

 

 

では、なぜ、私はこんな無謀な証明をしようと思ったのか・・・・・・

 

他でもない、この三角黒蒸しパンがあまりにも美味いので、それを皆さんに分かってもらいたかった・・・ただ、ただ、それだけだったのである
 

 

黒糖が出すこの色。おびただしいレーズンが放つこの輝き。優しさを閉じ込めたこの気泡・・・

粗めな食感が口内で質量を増し、幸せがそこに確実に存在することを感じさせる。黒糖の優しい甘さが広がり、レーズンの無邪気な甘さが程よく刺激する

この絶妙なバランス

思わず三平方の定理で三辺を求めたくなるような完璧なフォルムを、端から崩していく、この背徳感もたまらないのだ

生産過程で、材料を余すことなく、「切るだけ」という作業工程の無駄のなさも美しい

「三角の食べ物ならば、全て美味い」

 

 

この証明は、確かに無謀だったかも知れない
過不足のない、美しい証明には至らなかったかも知れない

 

しかし、私は、この証明には一定の価値があると信じている

 

世間が「ただのむしぱん」と通過してしてしまうところに、一石を投じることが出来たのだから

 

そして、恒例の、最後の画像をご覧いただきたい

証明の結びは、こんなにも美しいのだ

 

ごちそうさまでした・・・

 

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