英語は子どもの選択肢を「狭めない」カギ

先週の新聞で「東大より 海外進学?」という見出しの記事を読みました。

まぁ、別に今に始まったことではないんですけれども。
ただやはり、昔に比べてその割合は徐々に増えているみたいですね。

 

今はまだトップクラスの人たちの話ですけど、トップで広がりつつあることは、おそらく、数十年、いや、現代の環境であればあと数年で、この現象はもっと身近なことになっているのではないかなぁと思うわけです。

何も、日本のトップ校から海外のトップ校、ってものに限らず、中堅から海外留学とか、それこそ卒業してから海外で働く、なんてのも、もっと普通のことになっていくのだと思うのです。
今はまだ、身近な子が言い出したら「…えっ?」ってなっちゃいますけど。

 

「英語」

 

もう、これからの時代を生きる子どもたちには必須なんじゃないかと思う。

 

 

その記事の要約

 

ぶっちゃけてしまえば、その記事は、朝日新聞11月3日(金)の教育面なので、ソレを読んでもらってもいい気がします。

 

・開成高校で、毎週50分、海外大進学希望者向けの課外授業が行われている。参加者は、1,2年生約20人。

・米国の大学出願では、高校の成績・活動歴(国際物理オリンピックや模擬国連など、国際大会の受賞歴等)・語学力を証明するTOFLE等の試験結果・長文のエッセー(いわゆる論文)が必要となる。このエッセーが超タイヘン。

・以前は一人の教諭で対応していたが、近年の志望者増加に伴い、4年前から教員10名程度のサポートチームを立ち上げた。

・参加している生徒「やりたい研究があるが、東大のレベルが国際的に下がっている」「日本に、自分のやりたい分野の最先端の研究をしているところがない」。ちなみに、9月に発表された「THE世界大学ランキング2018」によると、東大は総合ランク46位と過去最低をマーク。

 

「ンだよ、開成の話かよ」「20人ww少なww」なんて思わないでくださいね…。

実際、教諭一人体制では追いつかなくなったわけですし、この記事に紹介された海外トップ大進学塾、ベネッセ「Route H(ルートH)」は2008年に開校しました。
ここで開催される説明会などのイベントも大盛況のようです。

 

統計では、留学生の人数自体は減少傾向にあるようですが、それ以上に高校生全体の人数が減っているとしたら、割合でいえば逆に増加しているかもしれません。

…なんとか割合を求めようと思ったのですが、最新の留学生人数と当時の高校生の人数が分からなかったので計算できませんでした((。
…すぐ諦める自分の性格をなんとかしたいなぁと改めて思ったところであります、土下座。

 

それにしても、どうでしょうか。

 

自分が関係ないから、遠い世界の話だから、身近にそんな奴いないから。

 

親の基準で子どもの選択肢を、可能性を狭めていいものか。以前、子育てをしている方から聞いた話が、私の中に痛烈に残っているのでご紹介します。

 

「子どもの教育ってある意味恐怖。自分とは違う才能を持っているんじゃないか、それは絵か文才か運動能力か音楽か。それはピアノなのかバイオリンなのか、ダンスなのか。でも全てを試すわけにはいかない。自分の子どもを教育するって、あらゆる可能性を切り捨てていくことなんだよね

 

自分の子どもに対し、ここまで覚悟を持って向き合っているその方に、私は心から尊敬の念を覚えましたけど笑。

 

 

英語が出来たところで、たいしてプラスにならない時代

 

ちょっと怖い見出しを付けてみました。でも、私は別に大袈裟ではないと思っています。

だって、開成卒や東大卒、海外でMBAとってきました、なんて人は身近にいないとしても、日常英会話程度やパソコンで使うツールの説明(英語)がある程度理解できる人って、周りに結構いませんか?

 

SNSの普及により、国際語である英語はこれからもずっとずっと身近なものになるはずです。Twitterでも、リツイートされた記事が英語なんてことはもう、珍しくないことでしょう。

私たち大人が読めなくても、これからの時代を生きる子どもたちが「さっぱりわからない」ではかわいそうですし、輪に入って楽しめないのは子ども自身です。

 

これから、当たり前のように溢れてくる英語が、使える人と使えない人、はっきりと境目が出来てしまう時代が来るのではないでしょうか。だとすれば、

英語が出来ても凄くはないけど、英語が出来ないことであらゆる可能性が閉ざされてしまう時代

と言えるのではないでしょうか…。

 

話がそれますが、プログラミングなんかも同じ類だと思うんです。

これからはロボットに仕事を奪われる時代。
ならば、ロボットと競合するのではなくて、ロボットを作る、コントロールする、メンテナンスする、そんな、「ロボットの上に立つ」能力を持った人は、持たない人に比べより生き残れる確率が高まるのではないか、と。

今、子ども向けのプログラミング教室が、これまた大盛況なのだとか。

子どもたちの生きる将来を見据えている親御さんもきっと多いのでしょう。

これも、ただ「身近でないから」という理由だけで知らんぷりするのは残念なことだと思うのです。いずれある程度のプログラミングを身に付けた人材は溢れてくるでしょう。

その時、あなたのお子さんがその力を身に付けていないのであれば、そこで境界線を引かれることになり、可能性を大きく閉ざされることになるのです。

 

ちなみに、プログラミングを学ぶ<私は人柱>も書き始めました。

 

英語はただの「ツール」です

 

花火師になって素晴らしい花火をつくる!とかじゃないんです。

英語はただの「ツール」です。極めたところで、ただの道具です。
道具の使い方を極めるのもよいことですが、あくまで「道具」。
それを使って何をするかが大切なのです。

でも、その「道具」がなかったら、それを使わなければいけないものに、触れることさえできないのです。

 

私たち大人が思っている以上に早く、国の境目がなくなっています。国際語が英語であることの是非はともかく、英語を避けて生きていく、ということは、想像以上に狭い世界になってしまうことでしょう。

 

何も、開成のようなトップ校に行って留学しろというのではありません。むしろ、日本に居ても、外から入ってくる情報の量は今以上に多くなるし、それは止めることが出来ないということです。

 

現に私も、その危機感を持って子どもたちの学習に向かい合っています。まさにその途中です。次世代の子どもに英語教えるのムズイでも書きましたが、まさに私が人柱となり、どうすれば「使える英語」の入り口に立たせてあげられるのかと色々調べています。

人体実験とも言います。あ、そんな大袈裟じゃないです。

 

先述の、ベネッセ「Route H(ルートH)」もそうですが、他にも新世代向けの塾が新しく開校しています。

おそらく、私たちが通っていたような塾のやり方のままでは、子どもたちが生きづらい時代がやってくるのでしょう。
まさに過渡期に生きる子どもたちは本当にしんどいと思います。

そして、その親御さんたちも。

 

 

通信教育やオンライン講座など、それこそ学ぶ方法も以前は想像もつかないようなものばかりになりました。

音飛びするCDプレーヤーで英語の発音を繰り返し聞いていた時代とは違います笑。

タブレットを使ったり、子どもも大人も一緒に楽しめる教材も増えてきました。
今調べているものも、いずれここに書けたらと思います。

 

人柱英語()も、ここでゆるーく進めます。いやでも、残された時間があまりないので(生徒が小6と高1)、ちゃんと真剣に頑張ります!

 

 

最後、私の決意表明になってしまいました…。

どうぞ、「使える英語」が身に付けられるような学習環境をお子さんに作ってあげてください。

お金をかけて塾に通う、通信講座を利用する、そんなものだけではありません。

衛星でスポンジボブ見るのもアリですし、ポケモンも英語版があります。
ドラえもんやディズニーなら英語教材に事欠きません。
大人から見ると「オタク!?」と思うかもしれませんが、初音ミクなど二次元キャラクターとコラボした英語教材だって今や普通です。

 

外国のおもちゃやお菓子を購入して、パッケージを一緒に和訳してみるのだって面白いです。私は生徒に出す紅茶のパッケージでチャレンジしました。

教科書の「作られた英語」でない、「本物の外国の英語」を理解出来て心底嬉しそうでした。特に女子。

 

 

少し、意識を変えるだけです。

それだけで、子どもが英語に対し抵抗感がなくなる、興味を持つことが出来るとしたら。とても多くの可能性をキープできた、ということになるのだと思います。

私たちが子どもに出来ること、それは、歳を重ねるごとに切り捨てていかねばならない可能性を、出来るだけ多く残してあげることだと思うのです。

 

 

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