2020年度から始まる「大学入学共通テスト」(21年1月実施)の
英語に、民間の資格試験が採用される事になります
今回は、その認定された民間資格をざっと並べてみようと思います
全部で8種類あるみたいですけど・・・
見た感じ、偏りそうですねw
認定された資格・検定試験8種と実施団体
まずはざっと並べてみます!
- ケンブリッジ英検・・・ケンブリッジ大学英語検定機構
イギリスの大学の一部が実施 - TOEFL iBT・・・ETS(Educational Testing Service)
留学を考えてる人向け、会場のパソコンで受験 - TOEIC(トーイック)・・・一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会
ビジネス英語専門 - GTEC(ジーテック)・・・株式会社ベネッセコーポレーション
進学校の多くの生徒が受けてるヤツ - TEAP(ティープ)・・・日本英語検定協会と上智大学が開発
- TEAP iBT・・・TEAPのパソコン版
- 英検・・・公益財団法人日本英語検定協会、よく知ってるヤツ
従来型は認定されず、新型3タイプが認定された - IELTS(アイエルツ)・・・ブリティッシュ・カウンシル、英国の公的な機関
留学を考えてる人向け
知ってるのもあるし、知らないのもあるしw
念のため、読み方のカタカナ表記も入れました・・・
だって、読めないし知らないモン、私が((
TOEICとTOEFLって、主催団体違うんですね・・・
知らなかった
もとはETSで、TOEICは間に国際ビジネスコミュニケーション協会が挟まる感じ?
自分で受けてて、気にしたことなかったわ・・・
ベネッセのGTECは、存在知ってましたが、読み方は初めて知りましたw
英検も新型3種になるそうで、この辺りももっと調べなきゃダメそうですw
今、分かることだけ、概要をざっと書いてみます
TEAP、TEAP iBT
上智大学と公益財団法人日本英語英語検定協会(英検の元締め)が共同で開発した試験で、対象は高3
どう考えても、上智はコレ採用するでしょうね笑
TEAPは、紙の試験、全国12都市
合計:200分
リーディング:70分
リスニング:約50分
ライティング:70分
スピーキング:約10分
スコア合計:400点
リーディング:100点
リスニング:100点
ライティング:100点
スピーキング:100点
スピーキングは計4問、面接官と対面式で行います
TEAP iBTは、コンピューター試験、東京・大阪
合計:約200分
リーディング:約80分
リスニング:約40分
ライティング:約50分
スピーキング:約30分
スコア合計:800点
リーディング:200点
リスニング:200点
ライティング:200点
スピーキング:200点
ライティングでは、文章を読んで音声を聞いた後に文字を打つ「統合型」の問題も出題されます
難易度は、英検2級~準1級
4技能全ての受験料は14,000円
出題される形式や内容は、2つの間でかなり違いがある
名前が似てるから・・・って安易に考えない方が良いですね・・・
相応の点をたたき出すのなら、相応の対策が要ると思う
今後詳しく調べる対象に認定ですね
ココでも、今後もう少し調べてみます
・・・もちろん、上智もヘンな囲い込みはしないと思いますが
やっぱり「上智」が引っかかるんです
職業病かなw
でも汎用性はない気がするんだけどなぁ・・・
英検、採用不可の従来型と、採用された新型3タイプ
従来型、とは・・・
ライティング、リーディング、リスニングの3技能を受け、
合格者のみ対面式スピーキングを行う、っていう今までのヤツ
コレだとスピーキングが受けられないので、
4技能にならないんですね
で、そこで登場したのが、新型3タイプ
・公開会場実施(仮称)
・1日完結型(仮称)
・英検CBT(仮称)
ひでぇな、全部仮称です
仕方ないよね、どこもまだ手探りなんだ
・公開会場実施
従来型の派生系ですかね
今まで通り3技能を受験し、合否にかかわらず
別日に全員が対面式スピーキングを行う、ってカタチです
・1日完結型
1日で4技能を全て受験するカタチ
スピーキングは録音式になるところが特徴です
・・・人見知りさんには効果アリか?w
・英検CBT
2018年から実施されています
紙ではなく、コンピューター形式
スピーキングも録音式です
受験料は、受ける級によって変わりでます
会場もそれぞれ違うみたいですね
ちなみに、公開会場と1日完結は、対象が高3になる予定だそうです
CBTは全年齢対象だそうです
練習でどんなもんか、受けてみるのもいいですね
・・・もちろん受講料かかりますけどもw
IELTSの概要を、ざっと
年間300万人が、世界各国で受験している急成長の検定試験、だそう
「イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドのほぼ全ての高等教育機関で認められており、アメリカでも TOEFLに代わる試験として入学審査の際に採用する教育機関が3,000を超え、英語力証明のグローバルスタンダードテストとして世界中で受験者が増え続けています。」
HPより、引用させていただきました・・・
行っている大元はブリティッシュ・カウンシル(イギリスの公的機関)ですが
日本英語検定協会と共同で運営してるみたいです
IELTSには、2種類の試験があります
・アカデミック・モジュール
受験生の英語力が、英語で授業を行う大学や大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するテスト
・ジェネラル・トレーニング・モジュール
英語圏で学業以外の研修を考えている方や、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドへの移住申請をされる方のためのテスト
受験生が受けるのは、アカデミック・モジュールの方です
リスニング:40分
リーディング:60分
ライティング:60分
スピーキング:11~14分
3つの筆記試験を終えた後、6日以内に面接形式で行うとのこと
検定料は25,380円
・・・ぶっ飛んで、高くないか???
日本での受験生も増えてきてる、と何処見ても書かれてますが
実際、具体的な数字が見つかりませんでした・・・
海外で働くとか、移住を考えてるとか
ずっと先まで考えている受験生(英語好き)にはいいかもしれない
ざっと、なんとなく、見た感じ
高校の先生、大変だよね、コレwwww
高校によってはもう、2コくらいに絞って徹底対策しそうな感じ
いずれ明暗が分かれそうですね
すでに取り入れてる高校が多いGTECは有力候補かな・・・
英検も強いでしょうね、馴染みあるし、
従来型から大きく変わらないのであれば、既存の対策が活きますから
留学に積極的な私立校なんかは、TOFLEの対策も出来そう
TOEICも定着してるけど、高校生って考えると疑問ですね
在庫とか会計とか、内容に偏りがありますから・・・
TEAPはどうだろうな・・・
上智とその系列校が囲い込みするのかな?
でもヘンに囲い込んだら受験生減りそう・・・
タダでさえ、現状で受験生減り気味なのに
得策じゃないと思うんだよなぁ・・・
ケンブリッジ英検やアイエルツは、日本では馴染みない気がします
国際的には信用があるみたいですが
ただ、英語やってると、アメリカ英語とイギリス英語って
リスニングきついよねwwww
日本のほとんどがアメリカ英語だから、
イギリス英語を改めてってコスパ悪すぎないかな
テストはノリで受けるもんじゃないし
大学ったら最終学歴で履歴書でも物言う欄ですから
みんな真剣に対策するでしょう
だとすれば
無駄なことはなるべく避けた方が賢いよね
まさに過渡期でとうなるか分からん
でも、この年だけ不利になるワケないから
今はとりあえず、目の前にある単語を覚えましょう
長文をいっぱい読んで、設問を解きましょうw
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